ホームページ作成の種類が多様化している!?種類からあなたに最適な依頼先まで解説
ホームページを作りたいけれど…
- 様々なサービスがあり、どれを使えば良いか分からない。
- 自分で作るか依頼をするかを迷っている。
- どこに依頼すれば良いか困っている
ホームページの作成方法も種類が多様化し、今や、誰でも簡単にホームページを作成できる時代になりました。プロに依頼しなければならなかった制作を、個人で行うことも増えています。
しかしながら選択肢が多くなった分、どうすればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ホームページを作成する方法や種類について解説します。自分でホームページを作成する場合やWeb制作会社やプロのデザイナーなどに依頼する場合、それぞれのメリット・デメリットについても詳しく解説します。
最後まで読むと、ホームページ作成の種類と、あなたに最適な依頼先がわかります。
ホームページの土台はどれも同じ
ホームページを何で作るかに関わらず、土台となるのはどれも同じで、サーバーとドメインは必ず必要です。
ホームページを作成する際には、まずサーバーとドメインを取得します。コンテンツの作成やデザインの作成、プログラミングなどを行い、最終的に完成したホームページをサーバーにアップロードすることで、インターネット上で公開することができます。
サーバーは家(ホームページ)を建てる土地
サーバーとは、ホームページのファイルを保存する場所です。あなたのホームページがどの場所に置かれているかを表します。例えるなら家(ホームページ)を建てる土地のようなもの。
サーバーは、一般的に「レンタルサーバー」と呼ばれるサービスを利用して借りることができます。このサービスは、必要なディスク容量やトラフィック、セキュリティー対策など、様々な条件に応じて選びます。
ドメインは家(ホームページ)の住所
ドメインは、あなたの家(ホームページ)の住所のこと。例えば、「google.com」や「yahoo.co.jp」といったアドレスがドメインです。
取得するドメイン名は、他の人が使っていないものしか選ぶことができません。
ホームページの作成方法は大きく分けて3種類
ホームページの作成方法は、大きく分けて3種類あります。
- 自分でHTMLをなどのコードを書く
- ノーコードサービスを使う
- CMS(WordPress)を使う
自分でHTMLなどのコードを書く
ホームページを作成する方法の1つ目は、自分でHTMLやCSSを書いて作る方法です。
HTMLとは、Webページの構造を定義するための言語で、CSSはWebページの見た目を設定するための言語です。この方法では、HTMLとCSSの基礎知識が必要になりますが、それぞれの言語を学ぶことで、ホームページを自由にカスタマイズすることができます。
ただし、HTMLやCSSを学ぶのに時間がかかることがあるため、初心者には少しハードルが高いかもしれません。本来はこの方法でしかホームページが作成できませんでしたが、便利なサービスが出た今はあまり使用されなくなりました。
プロに制作を依頼したとしても、その後の更新が行いづらいため他の方法をおすすめします。
ノーコードサービスを利用する
ホームページを作成する方法の2つ目は、ノーコードサービスを利用するという方法です。ノーコードサービスとは、プログラミングの知識がなくても、簡単にウェブサイトを作成できるサービスのことです。
代表的なノーコードサービス
- STUDIO
- Wix
- ペライチ
- ジンドゥー など
STUDIOは、初心者でも使いやすいプラットフォームで、デザインやアプリケーションの作成、ウェブサイトの構築に使えます。Wixは、ビジネスやブログなど、目的に合わせて様々なウェブサイトを作成できるビルダーで、多機能でカスタマイズも簡単です。初心者にとってハードルが高いサーバーの契約をする必要がないため、スムーズです。
ただしノーコードサービスを利用する場合、ホームページ作成の自由度は低いのがデメリット。公式のテンプレートしか使えない、細かな装飾やデザインは変更できない等の制約があります。また無料プランでは機能の制限や、広告が付くことが多いため有料プランにアップグレードする費用が必要です。
また集客機能が弱いため、検索からのアクセスがあまり見込めません。名刺代わりの簡易的なホームページや、見た目が整っていれば十分という方におすすめです。
CMS(Wordpess)を使う
ホームページを作成する方法の3つ目は、CMS(コンテンツ管理システム)を利用する方法です。
CMSとは、Webページを簡単に作成できるように、あらかじめテンプレートが用意されたソフトウェアのことです。プログラミング知識がなくても、初心者でも簡単にWebページを作成することがでます。
ノーコードサービスとの違いは、CMSには多くの拡張機能があること。テンプレートにはない機能も必要に応じてダウンロードすることで、自由にカスタマイズができます。また、プログラミング知識があれば、細かな装飾やデザインを作ることも可能です。
代表的なCMS
- WordPress
- concrete5
- EC-CUBE
- Joomla! など
さまざまなCMSがありますが、CMSのうち80%以上がWordpresの利用です。必要な拡張機能や、ノウハウも充実しているため、CMSを使用されるならWordPressがおすすめです。
3種類の作成方法の自由度と集客性
ノーコードサービスは、コードをかけなくてもテンプレートに当てはめていくだけでホームページを作成できます。難易度は低く始めやすいですが、その分凝ったデザインにはできないなど自由度がないのがデメリット。
自由度の高い2つのうち、完全に自分の思いのままにホームページを作成できるのは、自分でHTMLなどのコードを書くことです。しかしHTMLなどのプログラミング知識が必要なので、スキル習得までに時間がかかり、難易度は高くなります。
ホームページを作る時に見落とされがちなのが、集客ができるかということ。SEO対策を行わなければ、検索エンジンからのアクセスを集めるのは難しくなります。ノーコードサービスではSEO対策の自由度も低いため、ホームページ単体で集客するのは難しくなります。
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「プログラミング知識はないけれど、デザインにはこだわりたい、集客したい」という方には、CMS(WordPress)をおすすめします。制作自体はプロに依頼したとしても、ブログやお知らせなどの更新は自分で簡単に行えた方が運用しやすくなります。
3種類の作成方法と運用費用
コードのプログラミングと、CMS(Wordpress)は無料で利用できますが、別途ドメインやサーバー費用がかかります。サーバーも無料のものがありますが、速度が遅い・サービスが不十分であることが多いため、有料のサーバーがおススメです。最も利用されているXserverやConoHa WINFは、月1000円程度で利用できます。
ドメイン費用は年に1,000円~4,000円程度です。
ノーコードサービスは、サーバー代も含まれた金額となっています。無料で利用することもできますが、不要な広告が貼られたり十分な機能が使えない場合がありますので、有料プランで利用されています。月額プランは1,000円~5,000円程度まで幅広くあります。
外部へ制作や運用を依頼する場合は、制作費や運用費が別途必要となります。
ホームページ作成の依頼先・自分で作る
ホームページ作成方法がわかったところで次に考えるのは「誰が作るのか」ということです。ホームページを作成する場合、自分で作るか他の人に依頼するかのどちらかになります。
また他の人に依頼する場合、「どこに依頼するのか」ということも重要です。作りたいホームページやかけられる費用に合わせて、依頼する相手も変わります。
ここからは、それぞれのメリット・デメリットと合わせて解説します。
自分でホームページを作成する
メリット | デメリット |
---|---|
フルカスタマイズが可能 好きなデザインにできる 費用がかからない | 初心者にはハードルが高い 時間がかかる セキュリティ対策が必要 |
自分でホームページを作成する場合のメリットは、自由度が高いことです。他のホームページとは違う独自のデザインを作ることができます。また費用がかからないことも大きなメリットです。
一方で、HTMLなどのプログラミングの知識が必要になるので、初心者にはハードルが高く、知識を得るのに時間がかかります。
また、セキュリティ対策も自分で行う必要があります。特に個人情報を扱うホームページを作成する場合は十分にセキュリティ対策を行いましょう。「自分でホームページを作るのは不安…」という場合は、どこかに作成を依頼することをおすすめします。
ホームぺージを制作会社に依頼する
メリット | デメリット |
---|---|
高品質なホームページが作成できる 時間や手間を節約できる 更新や保守などのサポート | それなりの作成費用が必要 納期が長くなる場合がある デザインの自由度は低くなる場合も |
専門知識や経験を持ったプロが制作してくれるため、高品質なホームページが作成できるのが一番のメリットです。自分で作らないので、ホームページ作成に必要な時間や手間を節約できます。ホームページの更新や保守などのサポートを行ってくれる制作会社もあるので、まるごと任せたい場合にも安心です。
デメリットとしては、制作会社に依頼するためにはそれなりの作成費用が必要となることです。また制作会社のスケジュールに合わせる必要があるため、納期が長くなる場合があることも。
デザインを思う通りにやってもらおうとするとその分費用がかかるため、自由度が低くなってしまう場合もあります。
制作+運用型とサブスク型は、ホームページ制作会社の提供するサービスの形態の違いです。
- 制作+運用型
-
ホームページ制作会社がホームページを制作するだけでなく、運用や管理を含めた総合的なサービスを提供する形式です。ホームページを作った後も、定期的な更新やメンテナンス、SEO対策、セキュリティ対策など、必要に応じて様々なサービスを提供します。制作費用と運用費用が別途かかる場合があります。
- サブスク型
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一定期間ごとに支払う定期料金によって、ホームページ制作や運用を含めた総合的なサービスを提供する形式です。定期的な更新やメンテナンス、SEO対策、セキュリティ対策などが含まれており、ホームページ制作会社が一括で管理してくれます。初期費用が安く、定期料金で支払うため、コストを抑えることができますが、更新やメンテナンスなどの自由度が制限される場合があります。
ホームぺージをフリーランスに依頼する
メリット | デメリット |
---|---|
比較的費用が安く抑えられる 高品質なホームページが作成できる 要望に柔軟に対応してもらえる | 信頼できるか見極める必要がある スキルや能力にバラつきがある 納期が長くなる場合がある |
ホームページ制作会社と比較して、フリーランスに依頼することで初期費用や制作費用が安く抑えられることがあります。また、フリーランスは自身の専門分野において高い技術力を持っている場合が多く、高品質のホームページ制作が期待できます。
ホームページ制作会社よりも、こちらの要望を柔軟に反映してくれることもメリットの一つです。
一方、フリーランスは個人事業主であるため、企業としての信頼性が制作会社に比べて低くなることがあります。特に、初めての取引である場合、実績や評価がわからないため、信頼性を見極める必要があります。
またフリーランスには、様々なスキルや能力を持つ人がいます。フリーランスのスキルや能力を十分に調べずに依頼した場合、こちらの意図とは違ったホームページが納品される可能性があります。
ホームページ制作会社のようなチーム体制ではない一人作業のフリーランスの場合、納期が長くなってしまう可能性も。費用面と合わせて事前の打ち合わせが重要です。
ホームぺージをクラウドソーシングで依頼する
メリット | デメリット |
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低コストで依頼できる 自分に合った人を選ぶことができる 短期間で作成できることもある | 信頼できるか見極める必要がある スキルや能力にバラつきがある コミュニケーションの難しさ |
クラウドソーシングは世界中のフリーランスが参加するため、価格競争が激しく、低コストでホームページ作成を依頼することができます。
またクラウドソーシングサイトには、デザイナーやプログラマーなど、多様なスキルを持つ人材が集まっています。そのため、自分に合った人材を選ぶことができます。
ホームページ作成を急ぐ場合は、短期間で作成できる人を探すことも可能です。
一方信頼性の問題は重要なポイント。中には仕事をしなかったり、クオリティが低かったり、様々なスキルの人も含まれているので、十分な見極めが必要です。
クラウドソーシングでは、通常オンライン上でのやり取りが中心になります。そのため、依頼内容がうまく伝わらなかったり、誤解が生じたりしないよう、丁寧にコミュニケーションをとることが大事です。
ホームページ作成と依頼するとき・まとめ
この記事では、ホームページを作成する方法や種類、それぞれの特徴について解説しました。
ホームページ作成には、自分で作成する方法とプロに依頼する方法があります。自分で作る場合自由度は高いですが、専門知識がないならプロに依頼することがおすすめです。
依頼先を選ぶ際には、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で比較し、自分に合ったところを見つけましょう。
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