【2023年版】Web集客全体図|ぴったりな種類を見つける方法

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Web集客全体図
Web集客の種類と方法

Web集客のお悩み

  • 何から始めれば良いか分からない
  • 始めてみたけれど効果が出ない

Web集客の方法は、ホームページからSNSYouTubeまで多様化しています。最適なマーケティングを行わなければ、費用をかけたのに失敗するいう結果にもなりかねません

こちらの記事では、現代のWeb集客の種類・手法を網羅的にご紹介しています。それぞれの特徴や費用、実践方法などを参考に自社にあったWebマーケテイングを見つけてください。

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目次

Web集客の種類

Web集客とは、インターネット上で顧客を集めて問い合わせや売り上げにつなげることです。まずは、”どこに”人を集めるのかを考えましょう。

Web集客のステップ1

前提としてメディアは自社で運営するオウンドメディアと、第三者が運営するアーンドメディアに分かれます。アーンドメディアには消費者が運営する個人ブログやSNSなどがあり、企業からの発信よりも信頼性が高いというメリットがあります。しかし、自社で情報をコントロールすることが難しいため、ウェブ集客に力を入れたいという場合はまず、オウンドメディアに注目して進めていく必要があります。

オウンドメディアとアーンドメディア

こちらの記事もオウンドメディアを中心にご紹介していきます。

オウンドメディアの種類

Webサイト

Webサイトへの集客は問い合わせや購入に直結するケースも多くあります。Webサイトは、種類や用途が異なりますので、目的に合わせてお選びください。

コーポレートサイト

いわゆる企業の「公式サイト」です。会社のビジョンを反映したデザインで、企業の鏡の役割を果たします。

コーポレートサイト掲載例
  • 会社概要や沿革
  • 事業内容
  • 商品・サービス情報
  • IR情報
  • 採用情報 など

ランディングページ(LP)

一般的に1ページで完結する長いページを「ランディングページ(LP)」と呼んでいます。特定の商品やサービスの購入を目的として、商品の紹介や口コミ、Q&Aなどを掲載して申し込みに繋げるという流れになっています。すぐに購入につながるセールスコピーや、目を引くデザインで形成されます。

ECサイト

ECは、「Electronic Commerce(電子商取引)」の略で、インターネット上で商品やサービスを販売するためのショッピングサイトです。自社で独自でサイトを立ち上げる場合もあれば、Amazon、楽天などの大規模なプラットフォームに出店するという方法もあります。

リクルートサイト

リクルート(採用)サイトとは、求職者に向けて採用に関する情報を掲載するサイトです。採用情報は、コーポレートサイトにまとめて掲載する場合も多くあります。求職者向けの情報をより詳細に掲載することができ、より企業にあった人材の採用に繋がります。

リクルートサイト掲載例

  • 募集要項
  • 賃金
  • 職種
  • 仕事内容
  • 社員の声 など

サービスサイト

サービスサイトは、商品やサービスの情報提供を行うサイトです。サービス・商品のスペック情報や、導入事例、価格、よくある質問などを紹介する「インターネット上の営業担当」とも言えます。同じ企業内でもブランド別に制作することも可能です。

メディアサイト(ポータルサイト)

自社のターゲット層に向けてお役立ち情報を発信するサイトです。アクセスを集めることで、自社への興味を持っていないユーザーをサービスサイトへの誘導することができます。広告を設置することで、新たな収入源も見込めます。

ブランドサイト

ブランドサイトは、商品やサービスの魅力をまとめるサイトです。ブランドごとや、1つの商品に対してサイトを制作することもあります。企業や商品に対して好印象を持つようなデザインやセールスコピーが重要となります。

プロモーションサイト

プロモーションサイトは、商品やサービスの紹介を全面に押し出すサイトです。キャンペーン期間のみに運営される特設サイトも、プロモーションサイトに該当します。商品やサービスに興味を持って買ってもらうことがゴールとなるため、インパクトのあるコンテンツの制作が必要です。

SNS

企業や店舗が公式SNSを開設することが当たり前となりました。Webサイトでは伝えきれない魅力を発信したり、ユーザーからの生の声を集めたりしやすいという利点があります。SNSの種類によってユーザー層や特性が異なりますので、自社のサービスに合ったメディアを選択しましょう。

Instagram

Instagram

インスタグラムは、写真や動画がベースとなるSNSです。投稿が一覧で並ぶプロフィールで、ブランドの世界観を演出できるのが特徴です。

見栄えの良い商品や場所の場合は人気を獲得しやすくなります。写真だけではなく、文字やデザインを加えてアピールすることも可能です。フィード、リール、ストーリーズなど投稿の仕方で幅広い使い方もできます。ショッピング機能も搭載されていますので、ECサイトと連携して通販を行う場合にも最適です。

Instagramの投稿方法
フィード一般的に「投稿」と呼ばれる。1~10枚(個)の写真や動画を一度にアップできる。キャプションと呼ばれる部分に長文でテキストの説明をつけることができる(2200文字まで)
リール最長90秒までの動画投稿。(横:縦=9:16)フォロー外へのリーチも見込めるため、短く目を引く動画は、アカウントへの流入が見込める。
ストーリーズ24時間で消えるリアルタイムな情報を流す投稿。基本的にはフォロワーに向けた発信であり、コメントなどコミュニケーションを取る目的で使用される
Instagramのメリット・デメリット
メリット
  • ブランド独自の世界観を演出できる
  • 幅広い年齢層のユーザーが使用している
  • ECサイトとの連携が簡単
デメリット
  • 写真の見栄えが大切
  • デザイン・セールスコピーなどの工夫が必要

Twitter

Twitterは140文字での発信が基本となるSNSです。テキストのみの投稿に加えて、画像や動画を載せることもできます。他のSNSとの最大の違いは、拡散力が強いことです。RT(リツイート)機能で別の人の投稿を自分のタイムラインにも掲載でき、それが繰り返されることで、フォローされていない人にも広く届けられることになります。宣伝効果も高い反面、炎上にもっとも繋がりやすいので発信内容には細心の注意が必要です。

Twitterのメリット・デメリット
メリット
  • 拡散力が高い
  • URLから他のメディアへも誘導しやすい
  • 最新の情報を届けやすい
デメリット
  • 文字制限がある(140文字)
  • 炎上のリスクが高い

Facebook

Facebookは実名で投稿することから、信頼性が高いSNSです。実際に会った人や知り合い同士の繋がりを強化する役割が大きく、企業も公式SNSとして活用しています。投稿は、テキスト、画像、動画などの種類があり、24時間のみ公開されるストーリーズもあります。InstagramとFacebookは、同じmeta社が運営しているため、連携も簡単に行えます。

Facebookのメリット・デメリット
メリット
  • 実名制で信頼性が高い
  • 企業向けの機能が多い
  • 炎上しにくい
デメリット
  • 日本の使用ユーザーが減少している
  • Facebook単独ではフォロワーを伸ばしにくい

TikTok

TikTokは短い動画を投稿するSNSです。現在のユーザー層は、20代前半までの若年層が多い印象ですが、ユーザーの平均年齢は年々上昇していますので、幅広い層への認知を広げられます。他のSNSよりも次の動画に移動するスピードが極端に速く、フォローされていない人へも認知されやすくなっています

メリット
  • フォロー外のユーザーへも発信しやすい
  • 他のメディアに誘導しやすい
デメリット
  • 動画が再生されるだけでは売上に直結しない
  • 炎上のリスクが高い

YouTube(動画配信)

YouTubeは動画のプラットフォームで、独自でチャンネルを開設して動画の投稿ができます。投稿する動画の長さを自由に決めることができるのが特長です。(ショート動画は60秒以内)テキストや画像だけでは伝えきれない商品の魅力や使い方などを動画にして提供することで、より理解が深まりファン化につながります。

メリット
  • 動きや音声を加えることで伝わりやすくなる情報を発信できる
  • YouTubeからの広告収入も見込める
デメリット
  • 規格、撮影、録音、動画編集、サムネイル作成など、動画の制作に時間がかかる
  • 視聴者はYouTubeからのおすすめ動画を観るため、検索からの新規顧客層へ露出しにくい

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは、GoogleマップやGoogle検索上に実店舗の情報を登録できる無料のシステムです。

実店舗へ来客があるビジネスを営んでいる方は、近くのユーザーに見つけてもらいやすく、宣伝効果が高くなります。店側からの発信だけではなく顧客からの口コミを収集することも可能です。自社の公式ホームページがない場合、簡易的なWebサイトを制作する機能も利用できます。

Googleビジネスプロフィールに掲載できること
  • 営業時間
  • ウェブサイト
  • 電話番号
  • 写真
  • 口コミ など

Web集客の方法

Web集客ステップ2

次に”どうやって”人を集めるのかを考えましょう。

Webマーケティング手法

Webサイトの集客

Webサイトへの集客は、主にGoogleの検索エンジンにヒットして流入するというのが一般的です。目的のキーワードで検索したときに、上位に表示されるほどクリック率は大きく上がります。検索エンジンに上位表示させる方法は大きく分けて、リスティング広告、バナー広告、SEO対策に分かれます。

リスティング広告

リスティング広告は、検索エンジンの検索結果の上部に表示される広告です。設定内容がすぐに反映されるため、立ち上げたばかりのサイトであっても流入を見込めます。

特定のキーワードを指定して、オークション形式で入札します。クリックされたら課金されるという仕組みになっていますので、費用対効果が高いのが特長です。少額から始められますが業界に競合が多い場合は、1クリックあたりの費用が高額になる可能性もあります。

メリット
  • 狙ったキーワードで検索結果表示できる
  • 即効性がある
デメリット
  • 競合が多い場合、費用が高くなる

バナー広告

バナー広告とは、ウェブサイト上に画像や動画で表示される広告のことです。魅力的なデザインで、視覚的にインパクトを与えることができます。まだ興味を持っていない人に対しても、認知度アップや購入へのきっかけになるでしょう。

メリット
  • 視覚的にアピールできる
  • 幅広い層の認知度アップの効果がある
デメリット
  • デザインに魅力がないと効果が半減する

出稿方法は、定額型成果型の2つに分かれます。

定額型掲載期間に応じて一定の料金を支払います。予め自社のターゲット層が訪れるような場所を見極めて出稿することが大切です。
成果型広告が表示された回数やクリックされた回数に応じて報酬を支払います。上手く運用できれば費用対効果が高くなります。

SEO対策

SEO対策とは、「検索エンジン最適化」のことです。Webサイトの内容を最適化することで、検索エンジンが内容を理解しやすくなり、検索キーワードに合っているページが上位に表示されます。

検索エンジン側は、自社(GoogleやYahoo)の検索結果に満足してもらい、継続的に使用して欲しいと思っています。そのため、検索意図に合っていて満足度の高いページを上位に表示するために常にAIをアップデートさせているのです。

SEO対策の例
  • Webページのタイトルや内容にキーワードを入れる
  • 他のサイトからリンクされる。(信頼性アップ)
  • 新鮮でオリジナリティの高い情報を発信する
  • サイトマップを設置してサイト構造を分かりやすくする など

SNS・YoutTube集客

SNSやYouTubeもWebサイトと同様に、情報の露出を増やす工夫と結果の分析を繰り返して、アクセス数を伸ばしていくことが大切です。

SNS投稿・動画投稿

公式アカウントを開設して、定期的に投稿することでユーザーに情報を届けることができます。自社の商品やターゲット層にあった媒体で、時間帯や表現方法も工夫しながら発信していきましょう。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングは、SNSやYouTubeで影響力のあるインフルエンサーに依頼して商品やサービスを紹介してもらう手法です。インフルエンサーの口コミは、ファンにとって魅力的なものとなります。ターゲット層にファンが多い人や業界に強い人の発信で、高い訴求力を見込めます。

依頼時の金額は、インフルエンサーのフォロワー数などによって異なります。

SNS・Youtube広告

SNSやYouTubeでは、費用をかけて広告を出すことでフォローされていない人にも情報を発信することができます。ターゲット層を地域、年齢、性別、興味関心ごとに指定できるため、費用対効果の高い広告宣伝と言われています。商品やサービスを求めていなかった潜在層へのアプローチも可能です。

Googleビジネスプロフィールの集客

Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGooglemapの使用時に表示されます。多くのユーザーに情報を届けるため、写真や説明文を充実させてください。また最新情報やイベント情報などを更新することで、Google検索の上位に表示されやすくなります。検索されそうなキーワードを盛り込むことも大切です

またユーザーからの口コミにも返信をすることで評価が上がります。一つ一つに丁寧に返信しながら、改善点があれば事業に取り入れることもできます

広告の機能を利用して露出を増やすという方法もあります。競合が多い場合や、特に集客を行いたい時期・商品などがある場合には、広告にも力を入れましょう。

Googleビジネスプロフィールの集客方法
  • 写真やテキストを充実させる
  • 最新情報を更新する
  • 口コミに返信する
  • 広告を出稿する

自社にあった集客方法の見つけ方

ウェブ集客の方法が多岐に渡りすぎて、何から始めて良いのか分からないという方は以下のポイントを押さえて取り組んでください。

まずはウェブサイトがしっかりしているか

SNSなどから直接購入につながるケースも増えていますが、やはり企業サイト、商品サイトで体系的に情報を伝えることが大切です。デザインが古かったり導線がわかりにくかったりするウェブサイトを設けていると、顧客からの信頼度が下がることがありますので注意が必要です。

情報を確認できたら連絡や購入がしやすいように、わかりやすい位置に問い合わせフォームやショッピングカートを設置しましょう

確認ポイント
  • 古いデザインや分かりにくい導線は使用していないか
  • 会社概要・プロフィールは設置されているか
  • 商品・サービスの内容、値段がしっかり伝わっているか
  • 問い合わせ窓口はアクセスしやすいか
  • 問い合わせ窓口の内容は分かりやすいか
  • ショッピングカートは使用しやすいか
  • 購入の流れや方法が明記されているか

客層やサービスに合ったメディアで発信をする

どのメディアにもテキスト、画像、動画(短尺、長尺)などを載せることができますが、露出の仕方が異なります。自社の商品やサービスを魅力的に使用できるツールを選択しましょう。商品説明やセールスだけではなく、役に立つ情報を発信することで継続的な集客を見込むことができます。

重要なのはテクニックではない

ウェブ集客・SNS集客の情報が溢れています。しかし表面上だけ真似をしても結果には繋がりません。現代ではコンテンツの量が溢れ全体的に質が向上しているため、質の低いものは淘汰されてしまいます。

質の良いデザインと、本当に価値がありわかりやすい情報を継続して発信していくことが大切です。

プロに相談・外注も検討する

ウェブサイトの制作やSNSの運用などは自社で行うことも可能ですが、プロに依頼することもできます。自社に運用ノウハウがない場合、外注した方がスムーズで人件費の削減になることもあります

初期投資はかかりますが、未来の売り上げに繋げるために投資することも大切です。費用対効果を社内で検討して、必要な部分はプロに依頼しましょう。

外注・制作依頼先の例
ウェブサイト制作Webデザイナー・エンジニア
SEO対策SEO対策会社、コンサルタント
SNS運用Webデザイナー(画像制作)・運用会社・インフルエンサー
YouTube動画編集者、Webデザイナー(サムネイル制作)

それぞれ制作会社に依頼するよりも、クラウドソーシングサイトを通してフリーランスなどに依頼すれば、費用が抑えられる場合があります

おすすめのクラウドソーシングサイト

ウェブだけの力に頼らない

専門家に依頼したり、費用をかけて広告を出したりをしない場合、立ち上げ当初から自然に人を流入させることは難しいです。

ウェブからのアクセスだけに期待せず、同業者や既存顧客、応援してくれる知り合いなどに働きかけて、少しずつメディアを育てていくことも大切です

活動例
  • 地域誌にウェブサイトのURLを掲載
  • 店舗でSNSのアカウントを紹介
  • SNSのキャンペーンを実施してフォローを促す
  • 商品の説明や使用方法にYouTube動画を利用する など

ウェブ制作のご依頼ならアイドアウェブ

デザイン事務所アイドアウェブでは、事業を加速させるためのウェブサイト制作や動画編集などを承っています。ウェブ集客のカウンセリングは無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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 この記事を書いた人
ねーやん
ねーやん(Webライター・Webデザイナー)

ホームページ作成/動画編集/Webライター/YouTubeチャンネル運営など幅広く活動するフリーランス。独学でWeb制作のスキルを取得。業種の垣根を超えたウェブ集客について日々勉強&発信中。SEO検定1級保持。お気軽にご相談ください。

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